solivachi2

konoreのブログ、話がよく飛ぶ

眠ティヴ

不定形な煙のようで、冷たいけど熱く、人工的ないい香りが微かにする。
こんな印象の音楽にはいつもとりこになる。
 
いつ頃の記憶なのか最早わからないけど、小さい頃、繰り返し夢想してた風景がある。
 
白い空間のなかに、立方体や黒点があって、それがふと極大になったり極小になったりする。その動きの間は捉えられなくて、認識の全てが大きいあるいは小さいという感覚に奪われる。耳にはこれまた爆音の気配を漂わせながらも、とても小さなチリチリというノイズ。匂いなし。
 
こんなのをひたすら集中して捉えて、恐怖と興奮のないまぜを味わった。冷や汗をかくときに近い。起こっていることがシチュエーションとして捉えられない。いま現在、興奮状態に抱く印象の源泉もこんな感じ。
 
 
小学生のときに行った科学未来館で、「ヒトの皮膚は熱さと冷たさを同時に受け取ると、痛みとして感覚する」っていう展示があった。すごく腑に落ちたので、今でもよく覚えてる。痛みも程度によっては快く。
 
 
教育されたわけでもないのに、最初の興奮から要素が変わらないのが不思議。コロコロ変わる好き嫌いと何が違うんだろう。判然としない。
 

どうにも好きになれない音楽があるときは、音楽のことなんてほんとは大して好きじゃないのかなあと凹むけど、興奮の強度はやっぱり聴覚からが堅い。メッキじゃないのは嬉しい。コーティング剥げまくり、通電乏しいとこばっかって自覚はある。不感。

だからこの世に昂ぶるものがあるというのはほんとに喜ばしい。

 
 
 ハイパーそぞろに書いちゃうので、いっそ変なとこでおしまい。