solivachi2

konoreのブログ、話がよく飛ぶ

コードネームはウットリ

トーストを傾けてかじっていたら、左中指から小指にかけて蜂蜜が垂れていた。関節から関節へひとすじ、這うようにのびている。気づいてからも私の皮膚は反応しない。熱したパンとバターの脂のせいか、肌によく馴染んでるみたいだ。「ない」という感覚、その矛盾にちょっとほれぼれとしながらぬぐう。

自分の保守的な部分を皆すくなからず感じていると思うけど、面白半分に冷水をぶっかけられたら誰でもいやだろう。素肌に冷たい手で触れられて振り払わないほうがあぶない。でも、その温度を計り知られ、触れられたあと気付かされたとしたら。同じ色温度でさりげなく溶け込んでいられたら。またうっとりしてしまうかもね。偶然を装うトリックもいい、それを工夫と呼ぶ。届いたならばロマンチック、、、。こんな空想をあの子もしていてほしい。そぞろに。

とても能弁なのに抽象的な身体。原因不明なことばかり起こる。言葉で捕捉できても、固定はできない。煩わしくもおもしろい。みんなどこかでうっとりしていてほしい。そのとき私は蜜のよに、密かな手でありたい。

☆なんちゃって☆