solivachi2

konoreのブログ、話がよく飛ぶ

酷寒0120 - written on Sep 22, 2016

 涙ながらの酔っ払いにおっさんが声をかけていた。回鍋肉食べよっか?! と。声だけでなく肩に手をかけていた。私は、涙ながらの拒絶に賛同していた。拒絶は涙を伴っていた。完璧に無感動な私は、割り箸で何事かをつっついていた。この次の河岸に思いを馳せながら、目移りしていた。涙だった。全く釘付けにされたのは涙だった。心が寒い、寒いし無為。熱く蒸せ返る季節が好きなのに、心は空っぽで概念がない。熱念。あったまるってことがない。何故なら、何故なら、拒絶だからだ。彼女が救われたいと思っているなら、差し伸べられる手は想像され尽くされている。尽くされた中に急に手をかけられてもダメなんだ。肩なんだ。この肩は抉り取られても仕方ないくらい嫌なんだ。

 という雑念を、またかよ!?じゃねえよ、と切電されても仕方ない。世の中の他人と自分をうまく取り沙汰するのは素面だって難しい。顔を青くしたり赤くしたりして生きていくのが辛い。何故こんな風になったのかわからない。わかる気もない。のか。